12月18日
午後は、今回の特別展記念講演の一つ
古生物復元セミナーを開催しました。
特別展監修担当の小西卓哉さん、復元画担当の
小田隆さんに
よるモササウルスについての講演に加え、
徳川広和さんによるマチカネワニの復元模型製作、
北川博通さん(京都大学大学院博士後期課程)による
最新のナウマンゾウ研究について等、
当館の展示に関連する古生物の発表が続きました。
最後には
藤森英二さんによる
「趣味としての古生物復元の楽しみ方」
では、趣味と言えども、資料や研究成果を丹念に調べ
決して手を抜かない、それだけに面白さもさらに広がる
古生物復元造形の楽しさをお話されました。
講演の後は、特別展会場で小西卓哉さんによる
特別解説。

さらに、常設展示のナウマンゾウの前でも
北川博通さんによる解説。

当館に展示されているナウマンゾウ全身骨格を題材に、
骨格の見方等をお話されました。

そして、当館専門員・渡辺克典さんによるキシワダワニ解説と
続きました。
翌19日は、もう一つの記念講演「モササウルスのいた海」。
まずは、今特別展で展示されているモササウルス化石や
クリダステス全身骨格レプリカを所蔵されている
北海道
沼田町化石館館長・篠原暁さんの講演。

沼田町から産出する化石の話を中心に、沼田町の魅力も
お話されました。地元から発見される化石を学術面でも
観光資源としても大切かつ有効に扱っている沼田町の
雰囲気が伝わり、また篠原さんの人柄もあり、沼田町に
親近感を感じる講演でした。
続いて今特別展監修の小西卓哉さん、復元画担当の小田隆さんの
講演。お二方共に、分野の最先端の内容ながら、話術とスライドの
見せ方でとても分りやすい講演をしてくださいました。
小西さんの講演では笑いが絶えず、小田さんの講演では
復元画の製作工程解説では会場から驚きの声が上がっていました。

小田隆さんの講演の様子。
会場には
宇都宮聡さんも駆けつけて下さり、活発な意見交換も
行われました。また宇都宮さんは両日共、特別展会場にて
多くの見学の皆さんからの質問にも快く答えて下さりました。
両日とも、予想を上回る参加者数で、かつ熱心に質問される方も
多く、とても盛り上がるイベントになりました。
(きしもさ:きしわだ自然資料館専門員)